オレ流五輪論
落合監督が、著書の中で、
五輪のような大きな大会で、選手が背負いがちな
『(余分な)プレッシャー』
について、書いておられました。
例えば、柔道の選手の場合。
日本のお家芸的なこの競技は、他と比べても注目度
が高く、日ごろ柔道を観ない人まで、五輪が近づくと、
まるで評論家のような口をききだしたりする。笑
『○○は、最低メダル取らないと…』とかいう感じで。
(※これがいかんと言ってる訳じゃないですよ)
国中そんな状況になると、試合に臨む選手としては、
『負けたら、どうしよう』
という気持ちが芽生えがちになる(これは、われわれ
一般人でも容易に想像がつきますよね。)
これが、冒頭で述べた『余分なプレッシャー』だという。
ここで、落合監督が問いかけるのは、
『試合結果に1番納得すべきなのは、いったい誰か?』
ということ。
柔道は、誰のためでもなく、自分のためにやってるん
だろうから、それは間違いなく『自分自身』でしょう、と。
その辺、自分の気持ちをしっかり整理して、
『(自分自身が)納得できる戦いをすること』に意識を集中
できれば、
少なくとも『余計なプレッシャー』は感じなくて済むじゃない、
大一番に万全を期すことは、勿論大切だけど、
『もし負けたら、周りに何と思われるか…』なんてことまで
考えていたら、自分の力さえ出せなくなるかもよ、
という論旨。
なるほど…と思いません??
前記事のバレンタイン監督の論にも、通じるとこが多分
にあると思いました。
ところで、
この五輪について論じていた章に、すごく好い一節が
あったので、最後に紹介します。
8人で走ってビリになっても、世界第8位だ。
出場できること自体を誇りに想い、
勝っても負けても、堂々としていればいい。
(落合博満著『コーチング~言葉と信念の魔術』より)
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